
◆なぜ「こうじ」と言うの?
「こうじ」は「麹」という文字を使いますが「糀」という当て字も使っています。「糀」は米に花が咲いたという意味でこうじカビがついている状態を文字に表したものです。「麹」は麦の穂や稲の穂についた麹菌を意味していて、音読みは「きく」といいます。今では「こうじ」と言っていますが、旧仮名つかいは「かうじ」と書いていました。その「かうじ」とは「かむじ」といって「噛む」+「じ」、つまり口で噛んで発酵させることからきていて、昔の発酵手段でした。だから発酵させるものを「かむじ」といいました。「かむじ」→「かうじ」→「こうじ」というようになったのです。「こうじ」は発酵の食文化そのもので、この発酵がバイオテクノロジーの原点といえます。。
◆甘酒の作り方
美味しい甘酒を作ってみませんか?手作りの甘酒はとっても美味しいです。
甘酒には、「こうじ菌」によって作られたブドウ糖が20%以上、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・パントテン酸・ビオチン・イノシトールなどのビタミン類、さらにアミノ酸も豊富に含まれています。
@もち米1〜2合を、約1升5合(2.7リットル)の水でおかゆに炊き、60度位にさまします。
A@を炊飯器に入れ、麹(1s)を揉みほぐしながら入れ、良く混ぜます
Bあとは炊飯器で7〜10時間保温。このとき3時間に一度かき混ぜて下さい。
C出来上がった甘酒は、発酵を止めるため、鍋に移し火にかけてかき混ぜながら沸騰直前まで温めて下さい。
D美味しい甘酒の出来上がり♪お好みでショウガの絞り汁を加えても美味しいですよ(*^_^*)
◆三五八漬け
三五八とは、東北地方で古くから作られる甘酒に塩を加えた漬け床のことで、福島県会津地方独特の漬物です。
塩三、こうじ五、むし米八の割合で混ぜ合わせて作ることから、『三五八』と名づけられたといわれています。
こうじの自然の甘さとやさしい香りが季節を問わず楽しめ、夏にはキュウリ、ナス、冬にはカブ、ダイコンなどが美味しく漬かり、魚や肉なども漬けられます。
ぬかを使用しない漬け床のため、においがやさしく、毎日かき混ぜるような手間もありませんので、初めての方でも手軽にご利用になれます。
@もち米、または白米8合を蒸し、さましてから、ほぐした米麹5合(約700g)と塩3合(300〜400g)を揉みながら混ぜ合わせます。
A@を漬け物容器に移し、寝かせます。
B寝かせた床にお好みの野菜や魚を漬け込みます。1〜2週間で食べ頃となります。※魚や肉等生ものはつけ込んだ後、焼いてからお召し上がり下さい。 |